帝劇の怪人になりたかった

ミュージカルとかオペラとかが好きなたまに歌ったり演じたりする女の壁打ち

帝劇ムーランルージュ看板ギャリギャリ事件から陽キャ様からみた観劇というイメージについて考えてみた。

togetter.com

 

コレから観劇をする人についての陽キャ様のお考えを読み解いてみようと思う。

 

婚活でもディズニーが好きだと敬遠される、観劇が趣味というと「金のかかる女」と嫌な顔をされるからとかなんとかいう記事がどこかに上がっていたような気がする。

 

学歴の低いバカとは関わるのはごめんだが、金のかかる教養を身に付けているような女は鼻につくと感じているであろうと。

 

じゃあ害にならない金のかからない趣味って何だ?畳の目を数えるとか?

節約が趣味で節約した金を自由に使わせてくれる相手がいいとか?

 

うわ婚活市場最悪だな。

 

閑話休題

 

陽キャ様は「お勉強っぽい」もの、「お上品ぶったもの」が嫌いだし、そういうものとそういうものを好き好んでる人種に唾を吐きかけるのがクールであり、そういう破壊的なことをして注目を集める人間を称賛するのが陽キャ様にご追従あそばされるキョロ中充なのではないか。

 

「セレブリティ」という「成金」は好きでもガチの「貴族」は嫌い。

だからそういう人種が好きそうな金のかかった趣味の牙城を巨人の足の小指一本くらいでも崩してやった!っていうのが彼らとしてはスカッとすることなのか。

 

そんなに鼻持ちならない上級国民がムカつくなら帝劇のエントランスでケチなことしてないで近くの東京宝塚劇場でも乱入してキラキラ歌劇をぶち壊してやるくらいの気概を見せてみやがれ。

お前らの大嫌いな上級国民の娘ばっかり出てるぞ。

上品で華やかキラキラの世界が大好きな女なんて中指おったてるくらいむかつくんだろ?

そういう奴の鼻を明かしてみろ。

 

大階段でギャリギャリして大技決めてドヤ顔するくらいの反骨精神もないくせに。

 

路上でギャリギャリやってるスケボー族はガラの悪さも標準装備なのか?ってくらいアレな奴が目に付くのにそういう変なところで小心者なのが笑わせてくれるわと。

 

スケボー族だけでなく陽キャ様とキョロ充さまの生態の考察に話を戻す。

 

別の側面としては、嫌いなものが「主張している」ことが気に食わない。

自分と関係ない人間が主張しているのを見ることで自分の権利が侵害される!

 

ムカつくものはこうげきだ!

こうげきすることをおれらはゆるされている!

 

それは何故か?だって「お上品」な連中は自分達より恵まれている強者なんだから。

それを好む人間が彼らから見て気に食わない属性(暗い、容姿が悪い、気の利いたことを言えないとかなんとか)を持っている人間だったら攻撃は一層激しくなる。

 

強者を叩きのめすヒーロー!

という感覚が愉悦になるんだろうかなあと感じる。

 

そういう目で見られるのが面倒で観劇が好きとか言えないし、「観劇が好き?金持ってるんだろオレにその金を使え!」みたいな異性に会って嫌な思いをするのも嫌だから人と深くかかわることを回避するという人は少なからずいるんじゃないのと思う。

 

他人が何か主張したところであなたの権利は奪われないし、給料がその主張してる誰かに奪われるわけでもないんだから「ああ、コイツ馬鹿なんだなあ」と天皇陛下が病人を憐れむときのような目で見てれば大概のことはどうでも良くなると思うんだが。

 

わし陰キャだから陽キャ様とキョロ充様のお考えはうかがうことしかできないや。